木鷽・鷽どりを求めて

最初は、木彫りのウソドリを収集しようとは思っていませんでした。
木彫りの鷽鳥って言うか、そもそも鷽替え神事が始まりです。
近畿周辺は、かえましょ、かえましょって言い隣の人、
まわりの人と交換するのです。
これが全国的にあるのかと思っていると、地方によってやりかたが違う。
関東周辺は、木彫りの鷽鳥を購入し、
1年間のうそを、新しく交換する事により凶を吉にするとか、
大きさの違う何種類かの木彫りのウソ。
小さな物から始めて年度のたびに大きい物に交換するとか、
九州方面はくじ付きが多く、
番号が書かれた木彫りのウソ、当たれば金のウソが…
また地方により木彫りの形、デザインもバラバラ。お値段もバラバラ。

近畿周辺以外にウソを求めてあちらこちらに行くと、
知らぬまに木彫りのウソドリを収集してしまう。
木彫りの鷽鳥を購入出来る期日が決まっていたり
年中、購入出来るところ、予約制などさまざま。

鷽(うそ)替えとは、
昨年のうそを神前に詫びて「うそ」を「まこと」に替える神事です。
菅原道真公が太宰府に流された翌年、悪魔払いの祈祷をされた時、
寒中にもかかわらず、多くの蜂が参拝していた人達を襲いました。
その時に鷽(うそ)鳥の群れが蜂を食べつくし災厄から救われたと…
鷽替え神事の発祥は太宰府天満宮です。




すべての「うそかえ神事」には行けませんが行った所のみリンクで載せます。
すべての「木彫りのうそ鳥」の収集は無理ですが、購入した所は載せていきます。

木彫り・他   絵馬   みくじ   

鷽替え神事

※京都には鷽替えはないようです。
京都は、菅原道真公が太宰府に流される前にいた地で、
うそ鳥の話、以降に来られた場所でないからだそうです。こだわりがあるようです。
全国に多々あるようですが、必ずしもそうではないのですが…



沙都あるき(トップ)
inserted by FC2 system