木鷽・鷽どりを求めて
最初は、木彫りのウソドリを収集しようとは思っていませんでした。
木彫りの鷽鳥って言うか、そもそも鷽替え神事が始まりです。
近畿周辺は、かえましょ、かえましょって言い隣の人、
まわりの人と交換するのです。
これが全国的にあるのかと思っていると、地方によってやりかたが違う。
関東周辺は、木彫りの鷽鳥を購入し、
1年間のうそを、新しく交換する事により凶を吉にするとか、
大きさの違う何種類かの木彫りのウソ。
小さな物から始めて年度のたびに大きい物に交換するとか、
九州方面はくじ付きが多く、
番号が書かれた木彫りのウソ、当たれば金のウソが…
また地方により木彫りの形、デザインもバラバラ。お値段もバラバラ。
近畿周辺以外にウソを求めてあちらこちらに行くと、
知らぬまに木彫りのウソドリを収集してしまう。
木彫りの鷽鳥を購入出来る期日が決まっていたり
年中、購入出来るところ、予約制などさまざま。
鷽(うそ)替えとは、
昨年のうそを神前に詫びて「うそ」を「まこと」に替える神事です。
菅原道真公が太宰府に流された翌年、悪魔払いの祈祷をされた時、
寒中にもかかわらず、多くの蜂が参拝していた人達を襲いました。
その時に鷽(うそ)鳥の群れが蜂を食べつくし災厄から救われたと…
鷽替え神事の発祥は太宰府天満宮です。
すべての「うそかえ神事」には行けませんが行った所のみリンクで載せます。
すべての「木彫りのうそ鳥」の収集は無理ですが、購入した所は載せていきます。
木彫り・他 絵馬 みくじ ◆
鷽替え神事
※京都には鷽替えはないようです。
京都は、菅原道真公が太宰府に流される前にいた地で、
うそ鳥の話、以降に来られた場所でないからだそうです。こだわりがあるようです。
全国に多々あるようですが、必ずしもそうではないのですが…
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