雛流し(淡嶋神社)

3月3日、淡嶋神社で雛流しが12:00より行われます。(和歌山県和歌山市)

雛流しは平安時代から続く行事として行われているもので、
今の雛祭りのもとになったとされています。
人形に自身の穢れを移し川に流すことで厄を流すと言われています。
それと共に、子供の成長を願いつつ行われています。
近畿地方の流し雛で一番有名なのは、淡島神社だと思います。


淡嶋神社の境内には人形や陶器がいっぱい置かれています。


雛流しの行事で最初に行われるのは、あわ保育園による雛祭りの歌です。


本殿の前には舟が。本殿で神事が、途中、見学者を祓います。


続いて形代を舟につみこみます。舟は三艘あり、それぞれに積み込みます。


次は雛を舟に積み込みます。雛は、本殿にある一部だけです。


千羽鶴をまいた後、行列が出発します。


本殿前から舟を担いで雛流し場所まで移動します。舟を担げるのは女子だけです。


三艘の舟が淡嶋神社から出て行きます。神職さんらが先頭で道中を祓いながら進みます。


舟が桟橋に到着すると雛流し場所まで関係者さんが前方に舟を運びます。
桟橋で祓いや祭文が。巫女さんが千羽鶴をまかれます。


桃の花・菜の花を舟に乗せ一層づつ舟を流していきます。桟橋では園児等が手を。


舟は大きな船に回収され、その後、浜辺で人形を焼納します。


浜辺での人形焼納は、年度により時間がバラバラです。

2015年におこなわれた「雛流し」の様子です。

〜淡嶋神社〜
南海「加太駅」下車。


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