大村神社秋祭り(大村神社)

11月3日、大村神社で秋祭りが行われます。(三重県伊賀市)

秋祭りではみこしが地域をまわり地域の安全・繁栄を祈願します。
1854年7月9日に発生した、安政の伊賀上野大地震の時は、
伊賀上野付近の死者が約600名で、家屋の全崩壊約2000戸という惨状でしたが、
大村神社がある阿保地区だけは不思議と難を免れたと言われています。

ナマズの信仰があることから、ナマズ神社、地震の神様として知られています。
大村神社はナマズが有名で、秋祭りにはナマズの花車が、境内には、ナマズの要石が2つ。
秋祭りは例大祭と宵宮祭があり、宵宮には神社に獅子舞が3組、集まり奉納(19:30)します。


最初に例大祭が11:00に行われます。


大村神社秋祭りには獅子舞が3地域から出ます。
昨年までは東部・西宮本の2地域でしたが、今年から別府が加わります。
伊賀市の獅子舞のほとんどが敢国神社から伝わったと言われています。
獅子舞は、それぞれの地区を独自でまわります。

東部の獅子舞をが神社で奉納をした後、近鉄青山駅前で奉納が。祓い清めと剣。メインは鼻高です。
鼻高の舞は、眠っている獅子を起こそうとしますが逆に怒らせてしまう物語です。


神社での湯立(12:20)を撮ろうと、獅子舞の演舞の途中でしたが移動。
神社に戻ってみたけど湯立が終わっていました。
ナマズ花車や参加者さんの祓い(12:30)が。そしてこちらは先に餅まきがおこなわれました。
花車や神輿は東部から参加しているので神社に戻って来ない為です。


神社を出て東部の地域をまわります。


途中で、東部の獅子舞と合流。駅前と同じく、鈴や剣。時にはひょっとこも出現。そして鼻高です。


この後に道化がいっぱい出てきます。大人の道化や子どもの道化。
まわりにいる幼児や子どもを抱きかかえ獅子舞の中に入れます。※獅子が頭をかぶる意味合いだと思います。
幼児は泣き叫ぶ子から平然としている子まで…


巡行の途中で音色が、西宮本の獅子舞です。
こちらは獅子舞のみで地域をまわり、最後の箇所で奉納をしているところでした。
獅子神楽の演目は同じです。


獅子神楽が終わったので戻る途中、東部の獅子舞も最後の箇所で演舞を。
別府地区が今年から加わった事は知らなかったので、終了。

2016年におこなわれた「大村神社秋祭り」の様子です。

〜大村神社〜
近鉄「青山駅」下車、徒歩15分。


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