鯨船行事(鳥出神社)

8月14日と15日に鳥出神社で鯨船行事が行われます。(三重県四日市市)

鳥出神社の鯨船行事は、江戸時代後期に創始されたものと考えられ、
北島組(神社丸)中島組(神徳丸)南島組(感應丸)古川町(権現丸)の四艘が
それぞれに意匠装飾を凝らした鯨船山車を勇壮に操り動かし、
鯨を仕留める様は、まさに荒海での鯨との死闘を想起させます。
まず羽刺が沖の鯨をみつけることに始まり、太鼓の拍子にあわせて追いかけ、
逃げる鯨が逆襲し、鯨船は後退するが、やがて攻勢に転じ再び追いかけるという、
鯨船と鯨との駆け引きが見どころです。
鯨船行事は14日(町練り)15日(本練り)があり、神社に4艘が集まるのは15日です。


15日の本練り、4艘が集まる神社に行きましたが雨の為、2艘に変更しました。
本練り(鳥出神社の鳥居前と境内)の本来の時間は?
北島組(神社丸)9:30。   11:30。
中嶋組(神徳丸)11:00。   13:00。
南島組(感應丸)12:30。   14:30。
古川町(権現丸)14:00。   16:00。

神社内に鯨と鯨船が。


荒海を鯨船が左右に揺らしながら…鯨を追い詰めていき銛で鯨を仕留めます。


船の舳先や前後をを高く勇姿を見せます。


二艘目は権現丸。今度は鳥居前で撮ってみましょう。
古川町の方は、鯨が親子設定でした。


権現丸が何度も行き来します。クジラとの追いつ追われつを繰り返しています。


雨の為、本来の行事そのものが撮れませんでした。
撮り直すまで中途半端に載せておきます。


2017年におこなわれた「鯨船行事」の様子です。

〜烏出神社〜
JR「富田駅」下車、徒歩5分。近鉄「近鉄富田駅」下車、徒歩7分。


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