陽夫多神社春祭(陽夫多神社)

4月20日に陽夫多神社で春祭が14:00より行われます。(三重県伊賀市)

陽夫多神社春祭(例大祭)では、羯鼓踊りが行われます。
羯鼓踊りは、江戸時代に始まったとされ、大江にあった火明神社の夏祭りで行われていましたが、
明治41年に火明神社と陽夫多神社が合祀されてから陽夫多神社の春祭りに行われるようになりました。
農耕の予祝神事として、干ばつの時には雨乞い踊りで、平穏な時には豊年踊りとして行われています。


境内には斎場が設けられ、餅おき場所が。最初に境内で祭文や祓いなど。


神事が行われている頃、阿山支所から羯鼓踊りの団体が来られます。大江羯鼓踊保存会さんです。
先頭に4鬼が。そして踊り子さんらが続きます。小学生から大人まで17名。


羯鼓踊りの人達が斎場に到着すると神職さんが祓いを。
本殿で例大祭の神事が。祭事は別々に行われます。


本殿では各地区の代表者さんらが神事を。神楽舞も。境内の斎場では羯鼓踊りが。
踊り子の頭に山鳥の尾、背中にオチズイと呼ばれる飾りを付け、前には羯鼓を下げています。
踊り歌と太鼓、法螺貝の音にあわせて羯鼓を叩きながら踊ります。
踊りは15ほどあるそうですが、祭礼の時には3つか4つの踊りのみです。
全部の踊りを踊れる人が少ないそうです。
踊りは、神社までの道中と境内で祝入踊りです。境内で、信玄踊り・小順逆踊りを披露。



羯鼓踊りは、再び阿山支所に。境内では、この後、餅まきが。


2016年におこなわれた「陽夫多神社春祭」の様子です。

〜陽夫多神社〜
JR「佐那具駅」下車、三重交通バス「河合」下車。


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