施餓鬼法要(臥龍院)
8月15日、臥龍院で施餓鬼法要が14:00頃に行われます。(福井県若狭町)
施餓鬼法要とは、一般的に個人個人の先祖への供養ではなくもっと大きな寛大な諸々な供養です。
無縁仏などもそうです。
施餓鬼に川施餓鬼とかありますが、水難事故で亡くなられた人びとを供養する法要の事です。
臥龍院には大きな櫓が設けられ、そこに花傘が3本。
本堂前に祭壇があり、法要が始まると水をかけはじめます。
施餓鬼法要が始まり、途中で御札を祭壇に置きます。
すると我先に御札を奪おうとします。それを阻止する為に水をかけて撃退します。
この後、祭壇に桶が置かれ、お水供養があります。
白装束の人は素手で頭から清め。檀家さんらは長い竹笹で水を供養します。
続いて櫓からお飾りが付いた花傘を振りみなさんに分け与えます。
お飾りを取り終えると境内での祭事は終わります。
御守りやお飾りは家に持ち帰り厄除けなどとして玄関などに飾ります。
櫓は…
堂内でも施餓鬼法要が終わります。
何事も我先に奪うものではなく誰もが平等に分け与えられるものと…
諭した祭事だとか…
2016年におこなわれた「臥龍院の施餓鬼法要」の様子です。
〜臥龍院〜
JR「三方駅」下車、徒歩5分。
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