阿納の精霊船(阿納海岸)

8月26日、阿納海岸で阿納の精霊船送りが15:00頃に行われます。(福井県小浜市)

精霊船送りとは、お盆にお供えをした供物を精霊船に乗せ、海に流すというものです。
この盆行事は全国各地で行われており、特に浜辺や漁村など離島などに多いようです。
船が正しいのか、舟か正しいのか分かりません。
資料などには舟を用いてますが、一般的に多くで使われているのが船です。


阿納地区は船を流すのではなく、焼納します。
阿納海岸には、四隅に笹竹を立て井形に組み上げます。
船の名残を残すため帆や舵を取り付けます。
舵や帆の制作は直前に作られます。
法要が始められる前に、蓮性寺の檀家さんが供物を入れます。


時間になり蓮性寺の住職さんが浜で法要が。
檀家さんが点火し、全体に燃えるまで法要が続けられます。
阿納地区も昔は船を竹などで作り流していたようですが、
定置網を破るとの苦情などで浜で燃やす形になったそうです。


2015年におこなわれた「阿納の精霊船」の様子です。

〜阿納海岸〜
JR「小浜駅」下車、コミュニティバス「阿納」下車、徒歩2分。


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