下余呉・太鼓踊り(乎彌神社)

8月の日曜日に下余呉・太鼓踊りが乎彌神社で13:00より行われます。(滋賀県長浜市)
明治時代、東本願寺本堂と御影堂再建の際、資材を運搬した人々を慰労するために踊ったのが始まりとされています。
太鼓踊りの多くが雨乞いの為に夏に踊られていますが、下余呉の太鼓踊りの始まりは東本願寺再建の為、4月8日に。
このことから下余呉の太鼓踊りは雨乞いが目的ではなく娯楽目的と考えられています。

下余呉の太鼓踊りは、2005年に休止し、2011年に6年ぶりに復活しました。
下余呉の太鼓踊りを伝承するのには踊りを受け継いでいかなければと思い復活したそうです。
太鼓踊りは、県の無形文化財に指定されています。


ふれあい会館(下余呉活性化支援センター)が出発地。最初にお祓いと祭文。


神職さんを先頭に、道中を祓いながら太鼓踊りが神社に向かいます。


神職さんや関係者さんは本殿に向かい神事を。


太鼓踊りは神社に練り込んで踊りを。
しゃぎり〜デンデコまで。※しゃぎりは、みちゆき・ぎおんばやし・五つさがり・みなみぶし
太鼓踊りは、大太鼓・小太鼓・鉦のグループです。※年度により人数が変わります。
円の中央に大太鼓、2名が担当。外側の円をまわる小太鼓は5名。
鉦を打ち鳴らすのは1名。横笛や歌を女子が担当。
直径1メートルの大太鼓(親太鼓)を中心に据え、
その周囲をオナガドリの羽根の被り物(シャグマ)を頭につけた
小太鼓(子太鼓)を胸につけた踊り子と鉦打ちが回りながら踊ります。
役者は下余呉の子ども達で
太鼓・鉦は小中学生の男子が担当し歌や笛には女子も加わります。
小学校低学年や幼児もタンバリンでお囃子として参加します。
タタコ〜近江八景〜ダカダカチキチキ〜月さやか〜デ−ンデデン〜げに津の国〜デンデコ



踊りが終わると、関係者さんや来賓者さんの紹介とお言葉。
大太鼓・鉦・小太鼓・横笛・歌など、自己紹介が行われました。
2017年は中学3年生〜小学2年生まで24名。



後半の太鼓踊りは、居拍子〜後の立ち拍子〜歌は末々〜デンデコ〜しゃぎり



最後は、全体の記念撮影です。


※雨の場合は余呉体育館で行われます。その時の様子は→→→こちらです。

2017年におこなわれた「下余呉・太鼓踊り」の様子です。

〜乎彌神社〜
JR「余呉駅」下車、徒歩10分。

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