持寺と尾山の野神祭(白山神社)

8月16日に白山神社で野神祭が12:00に行われます。(滋賀県長浜市)
野神祭は、野に感謝し山に感謝し水の恵みに感謝すると共に、神様にも感謝します。
野神祭としての祭事ですが、農業用水、昔は水の争いをなくす為に儀式がされていたようです。


持寺の公民館が出発地点です。
大弊を持って白山神社に。祭壇に一旦、お供えします。
この野神祭は持寺と尾山地域が一緒になって行われます。
境内に藁が置かれていて、これに点火をして煙を、狼煙にします。
太鼓や鉦が叩かれ、尾山地域に合図を送ります。


大弊と食事を持って御旅所を目指します。


尾山地域は途中で待機。持寺地域と合流します。


御旅所までは水の恵みと言う事で用水路横を通って行きます。
途中、休憩後、御旅所に到着。


御旅所に杉が2つあり、男と女の野神さんと。
最初は持寺が2つの杉の周囲を3周半して木に大弊を結びます。
手前の太い方が女神です。


後に尾山が2つの杉の周囲を3周半して木に大弊を結びます。
奥の細い方が男神です。


この場所で双方から代表者に食事の接待が。


直会、御神酒を飲むとそれぞれの地域に戻ります。
野神では御神酒や鯖1切れが見学者にも振る舞われました。
昔は用水路の中に入り野神まで行ってたそうです。
木に結ばれた大弊は1年間、結ばれているそうです。

2016年におこなわれた「野神祭」の様子です。

〜白山神社〜
JR「木ノ本駅」下車、コミュニティバス「瀬戸」下車、徒歩5分。

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