本山採灯大護摩供(三井寺)

7月22日に、三井寺で本山採灯大護摩供が14:00に行われます。(滋賀県大津市)

大護摩供は、国家安泰や心願成就の祈祷が行われます。三井寺には大護摩供の道場(行者堂)があります。
採灯大護摩供が行われる前に、三井寺の周囲を山伏行列が法螺貝を鳴らしながら、練り歩きます。


行者堂で大護摩供が始められる前に
観音堂で祈願法要されます。


観音堂を出発して三井寺の行者堂まで、大津市内をお練りします。
   

三井寺の行者堂に入り、法要が最初におこなわれます。結界の入口で山伏の問答がおこなわれ、山伏さんが祭場に整列します。
  

護摩供の儀式があり、弓矢・短刀・オノ・錫杖と儀式がおこなわれていきます。
※弓は、四方と中央と鬼門の6箇所です。
   

三井寺には、他ではあまりおこなわれていない護摩供の儀式があるんです。
閼伽作法です。作法に使われる法水です。
閼伽作法を見るのは初めてでした。


祭文を読んだ後に松明で点火です。点火すると護摩壇から煙がモクモクと…
時折、座主さんが護摩木を護摩壇に入れていきます。祈祷がおこなわれ、護摩木をすべて入れていきます。
  

護摩供が終われば、天台寺門宗宗務本所に戻ります。最後に、2列になり護摩供の終わりを告げます。
 


2010年におこなわれた「本山採灯大護摩供」の様子です。

〜三井寺〜
京阪バス「三井寺」/京阪「三井寺駅」下車、徒歩10分。

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