国狭槌神社例祭(国狭槌神社)

5月4日に国狭槌(くにさつち)神社で例祭が10:00頃より行われます。(滋賀県高島市)
国狭槌(くにさつち)神社例祭では、祭事の日と宵宮に天狗の舞と獅子舞が行われます。
天狗の舞って、ここでは呼ばれてますが王の舞の系統です。
※ちなみに王の舞は、若狭方面で多く行われています。最近は受け継がれる方も減り、子どもが舞う所も…


拝殿には神輿が置かれていますが、担ぎ手が減少したので、現在では担がれていません。子ども神輿が地域内を巡幸します。
  

神事が終わると、拝殿前で天狗の舞が。三々九度の舞と呼ばれているそうです。拝殿前に氏子さんが左右に4名づつ立たれます。
太鼓を叩かれる方と合計で9名が所定の位置に。導く方の案内で、まずは天狗の舞です。
天狗の舞は天狗の矛を持って、太鼓の音と共に、右に左に3回づつ、3回繰り返します。舞は、無言のまま行われます。
  

続いて獅子の舞です。こちらの獅子舞の顔は本来の獅子舞の顔とは違って、ユニークのある顔です。
  

どちらも舞が終わると、本殿の前で一礼します。
 

天狗の舞・獅子の舞は、前日の宵宮でも行われています。
宵宮では、左右に立たれる、計8名の氏子さんが提灯を持って、
暗闇の中で、拝殿の灯りと提灯のもとで行われます。

2011年におこなわれた「国狭槌(くにさつち)神社例祭」の様子です。

〜国狭槌神社〜
JR「安雲川駅」下車、江若バス「下小川」下車。

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