御河辺祭(御河辺神社)

3月第3日曜日に御河辺神社で、御河辺祭が10:00より行われます。(滋賀県東近江市)
御河辺神社例祭は奈良時代末期に始まったとされ、以前は裸まつりと呼ばれていたらしい。
古代の式典を今に伝え、6人の頭人が馬に乗り、神馬・神主と共に神輿が渡御します。
現在は3人の頭人となりました。3町(妙法寺町、神田町、野村町)
御河辺祭は3日間あり、宵宮祭(19:00)例大祭(10:00)御宴祭(10:00)


境内には子供みこしと神輿が置かれています。そして剣鉾がありました。


当日は頭人が馬に乗り行列を。※頭人は当家が務めます。
当家は持ち回りとなっているようです。
頭人は宮入までの間、地面に足をつける事が出来ないので、
乗馬する時は背負われて乗ります。
頭人を中心に、ところどころで伊勢音頭を歌います。


出発地点は、各町の集会所です。※以前は当家だったようです。
集会所には、馬の待機所やオハケが立てられ、中には御供えが。


神社前で馬から頭人が下馬し、拝殿まで練り歩きます。宮入り(12:00頃)です。
頭人の礼法は神社の守りの鳥の真似なんだそうです。
2町目・3町目と神社を練り歩いて来ます。まわりでは伊勢音頭が唄われています。


拝殿前で三方に拝礼し拝殿の中へ。


拝殿に3名の頭人が揃うと神事があります。


神事が終わると御旅所(若松天神社)まで渡御が始まります。神輿は山車で渡御します。


この後、3町の頭人による行列が。
神社前では伊勢音頭が唄われ、バンザイ三唱で出発します。
御旅所近くの道中では頭人を中心に馬駆けが行われます。


御旅所に着くと、頭人による練り歩きが始められ、若松天神社を参拝します。


若松天神社で御旅所祭の神事が行われます。


御旅所で休憩後、行列が御河辺神社に戻ります。


神社に神輿が戻りますが頭人の行列は、それぞれの集会所に。
各、集会所で、てごめ餅の儀式が行われます。
てごめ餅を1枚づつ投げ、それをザルで受け取ります。
ザルで受け取った餅は細かく切られ各々に渡されます。


神社では渡御が出発してから餅つきが行われます。
今年で3回目だとか、きなこ餅が接待されます。

2014年におこなわれた「御河辺祭」の様子です。

〜御河辺神社〜
コミニュティーバス「御河辺神社前」下車。

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