火渡り神事(菅原神社)

2月25日、菅原神社で火渡り神事が10:00に行われます。(滋賀県野洲市)
祭事は祈念大祭です。立春から始まった新しい年の繁栄と安全を祈願します。
神社で火渡り神事が行われるのは珍しいと思います。一般的には山伏さんが普通ですから。


護摩供の前に祈願大串に書かれた諸々の祈願を護摩壇に並べていきます。


並べおえると四方から火を点火します。
護摩壇の前で祭文などの神事が行われ、各々が護摩木を入れます。


この後、火渡りが11:00に始まるのですが、その前に宮司さんの水行があります。
修行僧が行う儀式はなく、宮司さんが頭や体に水をかけ清めます。
宮司さんの水行は中止になりました


護摩木の燃え殻を3M四方に広げ火渡りの道を作ります。
火渡りの道を清めたのち、宮司さんが御神体と大弊を持ち素足で渡られます。


火渡りは130名と限られていて、
参加者は足型守りを持って無病息災を願いながら…
火渡りのコツとして、足のかかとでゆっくりと進むらしい。
前の人が歩いたところを歩くのがコツらしい。



火渡りを終えると御自分の足に墨を付けて押します。
足型守りを寝室の壁に貼っておくと願いが叶うらしいです。


2015年におこなわれた「火渡り神事」の様子です。

〜菅原神社〜
近江バス「江部」下車。

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