空也忌法要(千本六斎念仏)

11月第2日曜日に空也堂で空也忌法要があり、千本六斎念仏が行われます。(京都市:11月の歳時記)
六斎念仏は、京都でいつ頃から始められたと言う起源は定かでありませんが…
六斎には、六斎日と言われる日があって、毎月8・14・15・23・29・30日がその日です。
六斎日には、悪鬼が人を惑わす日とされて、何事も自粛されていました。

約1000年前の京の街に疫病が流行して多くの死者が出た時、人々が不安に陥りました。
そこで空也上人が、托鉢に用いる鉢を叩いて、洛中の街々で「南無阿弥陀仏」を唱えて廻わり、
人々の不安を取り除いたのが六斎の始まりだとも言われています。

六斎念仏は、千本六斎が2010年で3年目です。それまでは、他がやったりしていたそうです。
空也堂の六斎念仏は、室内で行われる為、大がかりな出し物はなく太鼓系が中心。
最初は、発願から始まります。
続いて、豆太鼓が4つ(浪花・道成寺・すがらき・きぬた)。4演目が続けてありました。
そして四つ太鼓です。本来の大人数ではなく少人数だけ。1人打ちと相打ちと曲打ち。そして、豆太鼓で山姥。
  

祇園囃子や締太鼓などをされ、堀川猿回し。
 

最後に阿弥陀打ちで終了です。
この後、住職さんからの話があり、お茶の接待などがあって終了します。


行われる場所は、お堂の中なので、空也忌法要からすでにいっぱいです。
六斎念仏の前の念仏踊り、法要も一緒に撮られる方がいいかと思います。
13:00前に行かれると場所を確保しやすいです。


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