講員大祭(中堂寺六斎念仏)
10月の初旬に伏見稲荷大社で講員大祭があり、中堂寺六斎念仏が行われます。
(京都市:10月の歳時記)
六斎念仏は、京都でいつ頃から始められたと言う起源は定かでありませんが…
六斎には、六斎日と言われる日があって、毎月8・14・15・23・29・30日がその日です。
六斎日には、悪鬼が人を惑わす日とされて、何事も自粛されていました。
約1000年前の京の街に疫病が流行して多くの死者が出た時、人々が不安に陥りました。
そこで空也上人が、托鉢に用いる鉢を叩いて、洛中の街々で「南無阿弥陀仏」を唱えて廻わり、
人々の不安を取り除いたのが六斎の始まりだとも言われています。
狂言「橋弁慶」
牛若丸と弁慶の出合いの場である五条大橋の場面です。
四つ太鼓
子供から大人まで全員が太鼓を叩き、個人技を見せます。
祇園ばやし
京都ならではの祇園囃子と棒振りです。
猿回し
大太鼓の人が中央で、他の人は、振り付けと手踊りで回りながら太鼓を叩きます。
獅子舞い
獅子舞いを呼び出す曲から、獅子舞いのパフォーマンスと獅子舞いと土蜘蛛の戦いなどです。
奉納行事の一部です。
狂言「橋弁慶」
四つ太鼓
祇園ばやし
猿回し
獅子舞い
蜘蛛が獅子にめがけて糸(白色のテープ)を投げます。
この白色のテープ(芯入り)3つを家の神棚に1週間おき、
その後、芯だけを取り、財布に入れるとお金が貯まると言う風習が祇園で伝えられています。
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