夏祭り(久世六斎念仏)

8月25日に長岡天満宮で夏まつりがあり、久世六斎念仏が行われます。(長岡京市:8月の歳時記)
六斎念仏は、京都でいつ頃から始められたと言う起源は定かでありませんが…
六斎には、六斎日と言われる日があって、毎月8・14・15・23・29・30日がその日です。
六斎日には、悪鬼が人を惑わす日とされて、何事も自粛されていました。
約1000年前の京の街に疫病が流行して多くの死者が出た時、人々が不安に陥りました。
そこで空也上人が、托鉢に用いる鉢を叩いて、洛中の街々で「南無阿弥陀仏」を唱えて廻わり、
人々の不安を取り除いたのが六斎の始まりだとも言われています。

発願 六斎念仏の始まりを告げます。
四ッ太鼓 子供から大人まで個人技を披露する。テンポを早めながら曲打ちします。
祇園囃子 京都ならではの祇園囃子です。
やぐら 念仏を唱えた後に、2人で小太鼓を素早くたたきます。
獅子舞 2つの獅子舞いが碁盤のパフォーマンスを披露します。
獅子と土蜘蛛 そして、獅子舞いと土蜘蛛の戦いです。

久世六斎念仏は、161演目がある中で、6演目を行うとの事。
時折、雨が降り出し、雨の中での六斎念仏です。

雨の為に、結願もないままに慌てて終了。
本来は、50分の予定でしたが30分程度で終了です。演目も少なくなったと思います。

発願
四ッ太鼓
祇園囃子
やぐら
獅子舞
獅子と土蜘蛛

蜘蛛が獅子にめがけて糸(白色のテープ)を投げます。
この白色のテープ(芯入り)3つを家の神棚に1週間おき、
その後、芯だけを取り、財布に入れるとお金が貯まると言う風習が祇園で伝えられています。


1M50ぐらいの高さの舞台で行われますので、最前列に行かれなくとも見られます。ただし、立ち見です。

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