終天神(大阪天満宮)


12月25日に大阪天満宮で終天神が10:00より行われます。(大阪府大阪市:12月の歳時記)
終天神では、1年間にわたって天神さんによる加護に感謝し、
湯立神楽や絵馬の焚き上げが行われます。


最初に本殿で終天神の神事があります。
神事の途中で神職さんが大弊を授け湯立の斎場を祓い清めます。
  

大弊と鈴を持ち、湯立の儀式が始まります。次に、三種(塩・酒・米)を5つの釜に入れます。
大弊で釜の湯をかきまぜた後に、1振り湯を振りまきます。
  

5つの釜から湯を桶に汲み出し正面の祭壇に置きます。
※本来は本殿の祭壇に置かれます。
 

儀式が終わると5つの釜から笹で湯を振り撒きます。
  

本殿前では、祭文が読み上げられます。
湯立が終わると湯に浸した笹をいただく列が〜厄除けになるそうです。
 

続いて、絵馬の焚き上げです。
祓いなどはなく、おもむろに神前の火で点火されます。火がつき絵馬が燃えていきます。
絵馬は小さな絵馬からジャンボ絵馬まで多彩に、数多く焚き上げられます。
  

絵馬の焚き上げが行われている最中、餅搗きがあります。
搗きあがった餅はいただけます。
 

2012年におこなわれた「終天神」の様子です。

〜大阪天満宮の行き方〜
JR「大阪天満宮駅」下車、徒歩2分。/地下鉄「南森町駅」下車、徒歩3分。


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