扇祭り(開口神社)


11月上旬に開口神社で扇祭りが11:00より行われます。(大阪府堺市:11月の歳時記)
扇祭りは、日頃、稽古などで使い古した扇などを焚上げし芸事の上達祈願を願うものです。


着物姿の方達が集まり、最初に絵馬に願いを書き絵馬を吊り下げます。
一部の人は、本殿でお参りをされています。
  

祭事が扇塚の前で行われます。扇塚を祓い、焚上げをする砂の火床を祓い、関係者さんを祓います。
  

続いて扇塚の前に置かれていた扇を火床に置かれます。
本殿に向かわれ、火打ち石から火を提灯に移し、提灯に移した火から火床の扇につけます。
  

火がつくと、次々と扇を火床に入れていかれます。人によって、何本も扇を入れられている方も…
全員が扇を入れられたら、扇祭りの祭事は終了します。
焚上げの扇は燃え尽きて灰になるまで火床で燃やされます。灰になると扇塚の後ろの穴に入れられます。
  

2010年におこなわれた「扇祭り」の様子です。

〜開口神社の行き方〜
阪堺「大小路駅」下車、徒歩3分。南海「堺駅」下車、徒歩10分。

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