上神谷こおどり(櫻井神社)

10月第1日曜日に櫻井神社で、上神谷こおどりが11:00に行われます。(大阪府堺市)
櫻井神社秋祭りでは、無形文化財の上神谷のこおどりが踊られます。
こおどりは、雨乞いの踊りでしたが現在は豊作祈願して踊られます。


上神谷のこおどりが踊られる前に、5基のだんじり(豊田・栂・釜室・泉田中・片蔵)が神社に宮入りします。
1基づつ、だんじりが宮入りすると、神社前で各、だんじりがパフォーマンスを披露します。
  

だんじり5基が神社前に揃うと、5基の人達が境内に整列します。そこに、こおどりの人達が到着します。
  

そのまま本殿前で、上神谷のこおどりが踊られます。


踊りが終わると、境内で櫻井神社秋祭りの祭事が10:00に行われます。
 

秋祭りの祭事が終わると、だんじり5基が順次、宮出をします。それぞれの区域に向かいます。
だんじりを曳くのは男子だけではなく女子も混ざっています。※宮出の順は、宮入りの逆です。

片蔵/泉田中
 

釜室/栂/豊田
  

だんじりが出て行くと境内で「上神谷のこおどり」の奉納が行われます。
上神谷のこおどりは、室町時代からの風流踊りの流れだとされています。鉢ケ峯寺地域の若者によって伝承されている踊りです。
ヒメコと呼ばれる魔よけの紙花を挿した竹籠を背負った鬼神2名。三尺棒を持った天狗2名。そのまわりに鉦や太鼓を持った踊り手さんが17名。
軍配を持ったものが1名。額灯を持った人が1名。こおどりの歌を歌う人が2名。

当日、当屋に集まり、国神社に参拝します。当屋で踊り、国神社で奉納踊り(7:00頃)。
地域をまわり、おかげ節を歌いながら櫻井神社に来ます。櫻井神社で奉納踊りが…
  

奉納が終わると記念撮影が行われ、上神谷こおどりの皆さんは休憩後、鉢ケ峯寺地域に戻っていきます。


2011年におこなわれた「上神谷こおどり」の様子です。

〜櫻井神社〜
泉北高速鉄道「美木谷駅」下車、徒歩20分。

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