茨木童子お練り(茨木市市民会館)

9月〜10月に市民会館から茨木童子お練りが13:00より行われます。(大阪府茨木市)
2013年に狂言と茨木の魅力を融合させた、新作狂言「茨木童子」の誕生を記念して
市民参加型のイベントの茨木童子お練りが行われました。今年が2度目です。
2016年は10月22日に決定しました。

茨木童子とは、昔、里に男の子が生まれました。
生まれた時には、髪も生え歯も揃っていて、すぐに歩き始めました。
これは人の子ではないと…籠に入れ茨木川の橋に捨てました。その後、床屋の主人が拾い育てました。
床屋の手伝いをするまでに成長したある日、客の頬を誤ってカミソリで切ってしまい傷つけてしまいました。
血が出たので、その血を舐めてみると美味しかったので、その後も客の頬を切って血を舐めていました。
客は気味悪がって床屋に来なくなり…ある日、近くの小川で自分の顔を見ると鬼の姿が。
驚いて、店に戻れず茨木から丹波の山奥に。そして大江の酒呑童子のもとに行き茨木童子となりました。


練り歩きのコースは、
茨木市市民会館→高橋→茨木神社→茨木阪急本通商店街→
茨木にぎわい亭→阪急茨木市駅前→茨木別院→茨木市市民会館です。

市民会館前に整列した後、出発します。茨木神社に入り、神社で挨拶と踊りが。
茂山狂言の茂山千三郎さんが先頭で…


茨木神社を出て行きます。行列は結構、長いです。



鬼のゆるキャラも。


参加者は無料です。ただし、鬼の仮装かメイクをするのが条件です。茨木にぎわい亭で一踊り。


お練りでは、お囃子うたがあり…
「鬼のはなしを聞こうぞよ〜」「鬼が来る、どこからどこまで鬼が来る」


茨木別院で整列して…「鬼のはなしを聞こうぞよ〜」


茨木別院から茨木市市民会館まで戻り、市民会館で最後の…「鬼のはなしを聞こうぞよ〜」


参加者には、茨木童子関連グッズがいただけます。

2014年におこなわれた「茨木童子お練り」の様子です。

〜茨木市市民会館〜
JR「茨木駅」阪急「茨木市駅」下車、徒歩7分。

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