いくたま夏祭(生國魂神社)
7月12日、生國魂神社でいくたま夏祭が10:00に行われます。(大阪府大阪市)
いくたま夏祭は、11〜12日の2日間あり、11日は宵宮祭。12日には疫病退散を願い、大阪城へ陸渡御します。
いくたま夏祭は、大阪三大夏祭りの一つです。あとは、天神祭と住吉祭です。
2014年より陸渡御が車列でなく練り歩く本来の形の巡行に70年ぶりに変わりました。
これにより、巡行の出発は12:30に変更されました。2014年の陸渡御の様子です。…………こちら
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神社の鳥居には茅の輪が…。茅の輪をくぐり、心身共に祓い清めて暑い夏を乗り切っていただくようです。
境内には 金神輿・銀神輿が置かれています。神輿の見分け方は紋章や鳳凰。金色か銀色か。
渡御前に本殿で神幸祭(12:30)の神事が。
神事が終わると渡御(13:00)の始まりです。枕太鼓・獅子舞・神輿が出発します。
道中を祓い御羽車が出発です。道中は車に乗せ移動します。
いくたま神社の陸渡御は…
昭和初期には1000名を超える行列で、陸のいくたまと言われていたそうです。
現在の巡行は基本的に車列です。大阪城にある御旅所に向かいます。
大阪城内にある御旅所に車列が到着。
元宮駐輦(大阪城内)で祭事が行われます。※予定は14:00でしたが、実際は15:00前でした。
金神輿・銀神輿・御羽車を置きます。神様の依り代の木(葉)を御羽車に置き神事が。
最初の大阪城の御旅所では枕太鼓の奉納があります。
祭事の締めくくりは、おおさか締めです。
打ちまひょ〜 パンパン もひとつせ〜 パンパン 祝うて三度〜 パンパンパン
ですが…いくたまには、いくたま締めがあります。祝うて三度〜 パンパンパンの後に、
めでたいな〜 パンパン ほんぎまり〜 パンパン
大阪城の御旅所(元宮駐輦)祭が終われば、次は行宮(本町橋)祭です。
※予定では15:00でしたが、実際は16:15頃でした。
御旅所に神職さんや御羽車が到着。神事が行われた後に獅子舞の奉納があります。
最後は、いくたま締めで締めくくり。
行宮の御旅所での神事が終えると生國魂神社に渡御は戻ります。
神社の周囲には露店が出ていて賑わっています。
車列が戻って来ました。茅の輪をくぐり境内に。
陸渡御の行列は参道で整列を仕直し、本殿に移動していきます。
金・銀神輿が置かれ、還幸祭が行われます。
還幸祭が終われば、境内でおねり(獅子舞・神輿・枕太鼓)が始まります。
最初は獅子舞(19:00)です。境内の周囲を何度も回ったり…獅子舞が…
おたふく・ひょっとこが加わったり…
獅子舞が対でパフォーマンスを。
次は、太鼓と金神輿・銀神輿(19:30)です。
境内を行ったり来たりと…最後に金銀のテープを投げてのパフォーマンス…
最後は枕太鼓(20:00)です。境内のあちらこちらを動きます。
枕太鼓の上部は激しい動きがあり、どんな角度、向きになっても太鼓は叩き続けます。
最後は、いくたま締めで終わります。
境内でおねり(獅子舞・神輿・枕太鼓)が始まる前にロープが張られ規制されますので、
あらかじめ場所を決められた方が無難です。
2013年におこなわれた「いくたま夏祭」の様子です。
〜生國魂神社〜
地下鉄「谷町九丁目駅」下車、徒歩4分。
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