包丁式(総持寺)

4月18日に総持寺で包丁式が12:00に行われます。(大阪府茨木市)
総持寺は西国二十二番札所として有名です。4月18日は山蔭公の命日です。
山蔭卿は総持寺を開かれ料理人としても有名でした。命日の日に包丁式がおこなわれます。
包丁式は山蔭流の人達です。山陰流は、山陰公を日本料理の神として崇敬した事から始まったと…
室町時代から包丁式の形式になったとされています。


開山堂まで行列で来られ、途中、包丁塚で祈願をします。包丁塚では、御家庭にある使えなくなった包丁も奉納して祈願します。
  

山蔭流の方々が席に着かれると、祭壇前で生き物の供養法要が行われます。
信者さんだろうか、それとも招待さん…法要が行われている間、手を合わされています。
 

包丁式は、来賓の席で調理に秀でた方が右手に包丁左手に真名箸を持って、一切、魚に手を触れずに調理をしていくものです。
開山堂の包丁式で行われた題目は、五刀之鯉です。
  

包丁式が終わると、祭壇前に調理した鯉を置きます。続いて住職さんより山蔭流の方に免許の許し状が授与されます。
  

2011年におこなわれた「包丁式」の様子です。

〜総持寺〜
阪急「総持寺駅」下車。


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