うそかえ祭(道明寺天満宮)

1月25日に道明寺天満宮で、うそかえ祭が11:00と15:00に行われます。(大阪府藤井寺市)
うそかえ祭とは、菅原道真公が太宰府に流された翌年(902年)悪魔払いの祈祷をされた時、
寒中にもかかわらず、多くの蜂が参拝していた人達を襲いました。
その時に鷽(うそ)鳥の群れが蜂を食べつくし災厄から救われたと…
うそかえでは、昨年のうそを神前に詫びて「うそ」を「まこと」に替える祭事です。


本殿には今年の干支の絵馬も置かれています。
この「うそかえ祭」に参加するには、木彫りのうそかえが入った袋を手にいれなければなりません。
梅園の入口など、始まる頃には3箇所で列が出来ています。参加は無料です。
時間になると本殿横で、巫女さんや神職さんから袋をいただきます。


袋の中には、小さな「うそ鳥」木彫りが入っています。


本殿前には注連縄で仕切られ、祭事に参加する人が入ります。
本殿前で「かえましょ、かえましょ」と言って袋を交換します。多くの人と交換する事により、厄を祓うと言われています。


太鼓の合図まで、それぞれが交換します。うそが本当になり、またうそになっていく…
太鼓が叩かれると、その時点で手元にある袋を開封します。


木彫りのうそ鳥の底に金・銀・木が書かれていると
純金・純銀・木彫り大の「うそかえ御守」を神楽殿で交換します。
うそかえ祭は、みなさん笑顔で…たのしい祭事です。小さな木彫りは御守としていただけます。


純金・純銀を交換された方には人だかりができ見せてもらえます。

2012年におこなわれた「うそかえ祭」の様子です。

〜道明寺天満宮〜
近鉄「道明寺駅」下車。


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