南阿田流し雛(源龍寺)

4月第1日曜日に南阿田で流し雛が13:00より行われます。(奈良県五條市)
南阿田は吉野川です。晴れ着をまとった少女たちが願いの文を読み上げ、
川辺にかがんで竹の皮の舟、手作りの紙の雛を吉野川に流します。
紀の川へ、そして紀州の淡島神社へと、
南阿田の流し雛は女の子の病封じが主で、雛人形に託した禊の行事です。



源龍寺の堂内には流す舟が置かれてます。堂内に子供たちが入り、流し雛の法要が。
法要が終わると、寺の前で子どもたちの記念撮影。流し雛の斎場まで歩いて移動。



斎場にて、願いの文を読み上げます。
「流し雛さま、私たち今までの罪穢れを吉野川の流れの上に、
おときくださいまして、清く正しく、明るく健やかに育ちますようにお願いいたします。
どうか私達の切なる願いをおききとげくださいませ。」



祭文が終わると流し雛です。子ども、大人と。吉野川に流れる舟。


流し雛を流し終えると子供も大人もお菓子をもらいます。
法要が13:00。斎場が14:00です。この行事、1時間以内に終わってます。
法要からいないと全部、撮れないかも知れません。

2023年におこなわれた南阿田流し雛(源龍寺)です。

~源龍寺~
近鉄「下市口駅」下車。


奈良県の歳時記(トップ)

inserted by FC2 system