孝女伊麻顕彰法要(孝女伊麻旧跡)

2月27日に孝女伊麻旧跡で孝女伊麻顕彰法要が9:00に行われます。(奈良県葛城市)
2月27日が土曜日・日曜日の場合は27日でなく金曜日に行われます。
孝女伊麻は、病弱な父親への孝行に生涯を尽くしました。
病弱で父が病に倒れたとき鰻を食べさせると良くなると人に教えられました。
でも山里に住んでいたのでどうしようもなく…でも何とかして鰻を食べさせたいと。
その思いが天に通じ夜更けに水瓶をのぞくと鰻が…
伊麻は、その鰻を料理して父親に食べてもらい父親の病が治ったと言われています。


この法要に、磐城小学校と磐城第一・第二保育園の子ども全員が孝女伊麻旧跡にお参りします。
磐城小学校の恒例の行事になっているようです。
8:30頃から磐城小学校から孝女伊麻旧跡まで児童と先生が来られます。


クラス事に子ども達は手を合わせ拝礼した後、学校に戻ります。


9:00になると孝女伊麻旧跡の祭壇で
現徳寺の住職さんが追善法要をされます。


保存会の方や、関係者さんなど一般の方も焼香をします。


法要の後も小学校や保育園の子ども達が引率され順々に、お参りしていきます。


焼香が一通り済めば法要は終わります。
この後、10:00より現徳寺の本堂で住職さんによる講話があります。
それまでの間、餅入りぜんざいがテント横で振る舞われます。
講話がおこなわれる現徳寺は珍しい木があるとの事。下が松で上が柿。松柿の樹木です。
文明18年、蓮如上人がお立ち寄りになった時、
松の木を台木に柿の小枝をお接ぎになったものといわれ、松の木膚の柿の木という珍しい木です。


なお、磐城小学校の校章は水瓶の形をかたどって作られているようです。

2012年におこなわれた「孝女伊麻顕彰法要」の様子です。

〜孝女伊麻旧跡〜
近鉄「磐城駅」下車。

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