綱掛祭(矢田坐久志玉比古神社)

1月8日に矢田坐久志玉比古神社で綱掛祭が14:00に行われます。(奈良県大和郡山市)
綱掛は、一般的に集落などの入口にかけ害敵や災いから逃れる為におこなわれるものです。
その他、地域の繁栄や無病息災などなど。


綱掛を行う前に神事があります。総代さんが代表で本殿にあがり、他、十数名は本殿前で祭文や祓いなどが…
 

神事の途中で、雄龍・雌龍の綱を清めます。


祝詞や玉串が終わると、総代さんに紙垂を渡します。
綱を参道で伸ばし、2本の綱を縫い込んで太い綱にします。
太い綱が出来上がると、神社前の鳥居の左右にある柱に結び目を掛け前後に伸ばし付近に掛けます。
真ん中にあたる鳥居上の綱に4つの紙垂を綱に結びます。


綱は、全長70Mほど。綱にも頭や尻尾があるようです。


神社に綱が掛けられている最中に、宮司さんは御旅所に行かれます。
御旅所(主人神社)で神事が行われ綱を掛けます。場所が少々、離れているので後で撮ってみました。


この神社は航空祭などもあり、航空関係者さんとの関わりもある神社です。
航空自衛隊奈良基地より飛行機やヘリコプターがお祝いで上空を飛行する時もあるようです。


2012年におこなわれた「綱掛祭」の様子です。

〜矢田坐久志玉比古神社〜
奈良交通バス「横山口」下車。

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