棚倉孫神社例祭(棚倉孫神社)

10月スポーツの日に、棚倉孫神社で例祭が12:30に行われます。(京田辺市)
棚倉孫神社例祭では、2年に1度、みこし巡行があります。棚倉孫神社のみこしは、ズイキみこしです。
氏子地域の安全や繁栄、五穀豊穣など諸々の願いを祈願します。


ズイキみこしは珍しいです。
神輿は、瑞饋神輿と呼ばれ、土の恵みにも神が宿ると見たて、
野菜や五穀豊穣に感謝する秋を彩る代表的な祭礼の一つとして受けつがれています。
1.5メートル四方の神輿は、秋に収穫される26種類もの野菜や穀類が使われています。
屋根は里芋の茎、すなわち瑞饋の赤いものを鳥居は青色のものを使い、
壁は大豆・小豆・三度豆・玄米、床は籾、紋は山椒の実、たすきは千日紅、
簾は伏見とうがらし・金柑、鳳凰はなた豆・ソテツの葉・けいとうの花などが用いられています。


最初に神事があります。絵馬にはズイキ神輿が描かれています。
ズイキ神輿を作成するにのに北野天満宮にも視察したそうです。


みこしが地域を巡行します。神社は、少し高台にあり坂道を


坂道を下れば、巡行は車列になります。


棚倉孫神社の氏子区域は広く戻ってくるまで5時間ほどかかるそうです。
巡行図もないので、しかも知らない場所、とても追いかけられる訳もなく終了しました。

2017年におこなわれた「棚倉孫神社例祭」の様子です。

〜棚倉孫神社〜
JR「京田辺」下車、徒歩7分。近鉄「新田辺駅」下車、12分

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