大井神社例祭(大井神社)

10月16日に、大井神社で大井神社例祭が9:00から行われます。(亀岡市)
大井神社例祭では、神輿が氏子地域をまわり氏子の安全や繁栄、豊穣などを祈願します。


神事が始められる前に拝殿から神輿が出され境内に置かれます。それと共に担ぎ棒を取り付けます。


参列者さんが席に着かれると神事が始められます。
大井神社は、鯉明神とも呼ばれていて、神様が鯉に乗って保津川を上がって、この地域に来られたと言われています。
地域では、鯉の料理も食べない、鯉のぼりもあげないと言う風習があります。境内には石碑や幟の上部には鯉の形が。


神事が始まり、関係者さんの祓いが…


神事の途中で、巫女装束の格好をした女子4名が浦安の舞を。


続いて、大井太鼓の奉納があります。


神事が行われている最中に、地域内から子供みこしが集結します。


神輿の左右に子供みこしが5基づつ置かれます。10基の子供みこしが集結。


神事が終えると、境内に置かれた神輿や子供達を祓った後、子供みこしが地域に戻ります。


子供みこしが出発した後、神輿が境内で練ります。


境内で練った後、神輿は鳥居を抜け馬場に。鳥居を抜ける時には上部の飾りをはずします。
神輿は馬場の参道を通って行きます。


以前は、駆馬神事が馬場の参道で行われていたのですが…
駆馬神事では武者姿の氏子さんが300Mの馬場を走り、来年の農作の豊凶を占ったそうです。

10:45頃に神職さんや各地域の代表者さんが先行して、笹竹の前で儀式が行われます。
祓いが行われた後に、各代表者さんが竹を放り投げます。今では、これで来年の農作の豊凶を占うようです。


この後、行列が古式どおり行われます。行列の途中、神輿のまわりを3回りして行きます。


行列は、付近を周回してが神社に戻って来ます。


最後に神輿が神社に戻ってきます。


これで大井神社例祭の神事と駆馬神事が終了です。
この後、食事などの休憩後、神輿は11:50頃に氏子地域を巡行していきます。

2012年におこなわれた「大井神社例祭」の様子です。

〜大井神社〜
JR「並河駅」下車、徒歩5分。

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