しょうらい踊り(なでしこ児童館)
8月14日に、しょうらい踊りが上狛地区で行われます。(木津川市)
しょうらい踊りとは、念仏踊と風流踊を合わせた踊です。
背中に御幣、腹にカンコを付け、カンコを打ちながらの踊りです。
しょうらい踊りは、戦争時に一時途絶えましたが16年前から復活しました。
地区内の初盆の家に行き、しょうらい踊りを踊ります。
しょうらい踊りは、松原獣医院前〜なでしこ児童館まで地区内を行列をします。
地区内を移動して、1年以内に亡くなった新仏の家を巡り、
家の前で鐘や太鼓に合わせて、しょうらい踊りを踊って冥福を祈ります。
なでしこ児童館には、初盆諸霊供養の祭壇が設けられています。
行列が、なでしこ児童館に到着した後に、しょうらい踊りの実演が行われます。
昔は、それぞれの地区に200程の、しょうらい踊りがあったそうです。
それぞれが地域で、それぞれの踊りの持ちネタが、20〜30もあったそうです。
現在の踊は、しょうらい踊/善光寺踊/六字踊/屋敷踊/極楽踊/地花踊の6つあるそうです。
昔は、踊った後に、お酒を飲み、また踊っていたそうです。それを、朝まで続けていたそうです。
2008年におこなわれた「しょうらい踊り」の様子です。
〜なでしこ児童館〜
JR「上狛駅」下車、徒歩5分。
京都府、8月の歳時記