向日神社神幸祭(向日神社)

5月第2日曜日前の木曜日に
向日神社で神幸祭が行われます。(京都府向日市)

向日神社氏子祭・還幸祭(10:30)は、
五穀豊穣や無病息災を祈願して行われます。
神幸祭は氏子祭に先立って、3日前(木曜日)に行われ、
13地区の氏子さんが参列されます。


本殿で神事が行われ鳳輦の前を清め、
ご神体を移される儀式を行います。


向日神社神幸祭では、変わった儀式があります。
向日神社本殿から御旅所に向かう行列を
参道に唐櫃を置いて道を塞ぐと言うものです。
これは昔、向日神社と鶏冠井村との関係が悪かった為に
されていたようです。
唐櫃の前で立ち往生をした行列(※現在は車列です)を
宮座の末子が御幣で祓います。
最初に、左足を前に出して御弊を時計回りに3まわし。
次に、右足を前に出して御弊を逆に3まわし。
祓い終わると参道に置かれていた唐櫃を取り除き行列が出発します。


神幸祭の車列は、
向日神社の鳥居を出て
鶏冠井町秡所の芝祭場に向かいます。


鶏冠井町秡所の芝祭場・上植野町の御旅所で、
それぞれ神事が行われます。
3日後の氏子祭では鳳輦が地域をまわり向日神社へ戻ります。
前日の宵宮では、子供みこしが9:30に行われます。


2010年におこなわれた「向日神社神幸祭」の様子です。

〜向日神社〜
阪急「西向日駅」下車、徒歩15分。


京都府、5月の歳時記
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