宮津祭(日吉神社)

5月15日に宮津祭が
日吉神社・和貴宮神社で行われます。(京都府宮津市)

宮津祭は、春の祭事の最後の祭りで、
他は上宮津祭/城東祭/日置祭/須津祭/府中祭/世屋祭/葵祭などがあります。
日吉神社での宮津祭は山王祭とも呼ばれ、
神輿が城下町を巡り地域の安全と繁栄を祈願します。
宮津の祭は、
山王祭と東祭・西祭の3つの祭りが昭和の中頃まで続いていました。
山王祭では宮津全体を神輿が巡幸していました。
東祭の祭礼が5月15日に変更され、
山王祭と東祭が同じ日になり、それぞれの巡幸が西町と東町になりました。
なお、西祭は10月10日に行われています。
宮津祭は、日吉神社と和貴宮神社の2つで行われます。
1つにまとめて載せる事も可能ですが、2つに分けました。


宮津祭(日吉神社)では、神輿や神楽や浮太鼓が各地域を巡ります。
最初に手水の儀(8:50)。そして祓い所で儀式(9:00)。
拝殿で巫女さんによる浦安の舞が行われます。


太神楽の奉納が9:45に本殿に向かって行われます。


太鼓の音が聞こえて来ました。
浮太鼓が社参し、宮司宅前(10:45)で太鼓を打ちます。


拝殿で神輿の神事(11:00)があり御霊を神輿に移します。
それと平行して、浮太鼓が神を迎えるため早打ちで叩かれます。


神幸祭の神事が終わると行列(神輿や屋台)が出発します。
神輿や子供神輿、神楽や浮太鼓は、
それぞれの地域を巡幸する為、各地にまわって行きます。
金屋谷/亀ヶ丘/池ノ谷/松ヶ岡/浪花/日吉/漁師町/杉末


浮太鼓は、各所で太鼓を叩きます。
太鼓が叩かれ始めると、全員が叩き終わるまで続きます。
一人打と二人打ちです。


各所を行列・神輿がまわり、
波路公民館(旧御旅所)では御祈祷が行われます。
宮津市役所(御旅所)に神輿が到着。
宮津市役所では、神事(14:00)と浦安の舞があります。


各地域をまわる浮太鼓と太神楽です。


漁師町会館前には
神輿や祭壇が16:00頃に置かれます。
高張提灯には各、町名が…


神輿は、この後も地域を巡り、各所で神事が行われます。


漁師町会館に神楽がやってきました。
浮太鼓は途中で総叩きが行われ漁師町会館に到着。
山車は倉庫に入れられます。


漁師町会館では、この後、太神楽が行われます。
平行して、漁師町会館(漁師大橋)から
石井家の間を幾度も神輿が練り込みを。
話しでは、50往復するとか…実際は、してませんが…
最初は駆け足で走っていた担ぎ手さんも、だんだん…


練り込みが終われば、いよいよ御宮入です。
太神楽が神輿の道を清める為に先に御宮入します。
石段を登り、途中から屋台は置き、
獅子と囃子が拝殿に行きます。
この時に、♪年に一度のお祭りに…
と歌いながら石段をあがります。


高張提灯が神輿の前に付き、やって来ました。
後ろには神輿です。神輿が急な石段を上がっていきます。


神輿が拝殿に入った後、
境内の電気が消され闇夜の神事が行われ、
太鼓が叩かれる最中に御霊を戻します。
最後は万歳三唱で締めくくります。


2010年におこなわれた「宮津祭/日吉神社」の様子です。

〜日吉神社〜
KTR「宮津駅」下車、徒歩25分。


京都府、5月の歳時記
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