生身天満宮春まつり(生身天満宮)

5月1日に、生身天満宮で
生身天満宮春まつりが行われます。(京都府南丹市)

生身天満宮の春まつりは、
地域の繁栄や安全などを願いつつ行われています。
聖カタリナ高の横にあり、参道には露店も立ち並びます。


生身天満宮の春まつりの神事は、
本殿で崇敬者さんが整列して10:00より行われます。
拝殿に置かれている、神輿の祓いなどが行われます。
神事の方は、何処でも同じ様な神事です。
修祓/宮司一拝/献饌の儀/祝詞奏上/玉串奏典/撒饌の儀/宮司一拝


春の例祭の当日には、
雷除御神符(左)、お雷除御守(右)が発売されます。

生身天満宮の御祭神は菅原道真公は、右大臣の時、
藤原時平らの策略で九州の太宰府に左遷されました。
菅原道真公が亡くなられた後、
都の平の宅邸(清涼殿)に雷が落ち、
多数の公卿が焼死する事件が起こりました。
都の人は、菅原道真公の怨霊が雷になったと恐れます。
やがて、菅原道真公は天神さまとした信仰が広まり崇敬していきます。
信仰の一つとして、
雷除けが雷を除く他、さまざまな災いが起こらないようにと、
安らかな暮らしが送れるように祈りが込められています。


境内には、池坊の献花が展示されています。
奉賛会による、おぜんざいも無料接待されています。
生身天満宮春まつりでは、
子供みこしや稚児行列が氏子地域をまわります。
最初に神輿や参列者の祓いが行われます。


神輿は車に乗せられ、行列が生身天満宮を出ていきます。


子供みこしや稚児行列が、生身天満宮を出て、御旅所に。
御旅所で神事が行われ、休憩後に、御旅所を出発します。


園部の街を回った後に、行列は生身天満宮に戻ります。

生身天満宮春まつりの日に、
伊勢大神楽の人達が、生身天満宮を毎年参拝し、
神楽を奉納をされます。
08年は四方舞/花魁など他も見られました。

伊勢大神楽は、基本的には、舞をして清め祓うものです。
※演目は、その年により違います。


鈴の舞とは、右手に鈴、左手に御幣を持ち、
神楽舞の中で、最初に舞うものです。
四方の舞とは、猿田彦がササラを鳴らして2頭の獅子を四方に誘います。
獅子は、頭を振って祓い清めます。


花魁とは、花魁道中の事で、
獅子舞と曲芸を合わせたもので大神楽の最後の演目芸です。
獅子が阿亀に早変りして舞います。


この日は、園部の街に伊勢大神楽さんが回られるので、
もう一つのメインかも。


2008年におこなわれた「生身天満宮例祭・春」の様子です。

〜生田天満宮〜
JR「園部駅」下車、徒歩20分。


京都府、5月の歳時記
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