日使頭祭・放生会(離宮八幡宮)

離宮八幡宮で日使頭祭(4月上旬の土曜日)
放生会(9月15日)が行われます。(大山崎町)

この祭事は油座とも呼ばれています。
4月上旬に日使頭祭。9月15日に放生会。と行われます。
無病息災・家内安全・商売繁盛など、諸々を祈願して、
油脂関連の方々が集まられる祭事です。
平安時代より、離宮八幡宮は油座として栄え、
その時代、時代の権力者さんが執り行ってきました。
本殿には、油缶が勢揃いしています。
09年は、日本植物油協会さんが、日使頭祭の代表を務められました。


本殿で神事が11:00に行われ、最初に受皿に火を点火していきます。
置かれている皿に火がつくと、祓いが行われます。


献燈の儀が行われ、全国の油業界の方々が、
受皿に灯った火を本殿前に置かれていきます。
横に置かれていた皿がなくなると、本殿前に置かれた皿を清めます。


続いて湯立神楽が行われます。笹で湯を振りまくのは2度、行われます。
湯立が終わると再び油缶が置かれている本殿前で神事が行われます。
最後は直会で終わりです。


日使頭祭と放生会の祭事の内容は同じですが、9月は湯立がありません。
神事は1時間ほどかかります。


2009年におこなわれた「日使頭祭・放生会」の様子です。

〜離宮八幡宮〜
JR「山崎駅」下車、徒歩1分。/阪急「大山崎駅」下車、徒歩3分。


京都府、4月の歳時記
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