葵祭(籠神社)

4月24日に籠神社で葵祭が行われます。(宮津市)
籠神社の葵祭は、
神が誕生したのを祝福して奉納が行われます。
太刀振りや神楽などの奉納神事は京都府無形文化財です。
京都市の葵祭は葵の葉を付けますが、
籠神社の葵祭では藤の花を付けます。
葵祭は丹後最大の祭事で、
2500年の歴史を持つと言われています。


最初に難波野地区が来て神社の本殿にお参りし
神門前で奉納行事を行います。難波野地区は神楽です。


神楽の最中に本殿の方から一番太鼓が9:40に叩かれます。
一番太鼓が叩かれると、
参道より神職さんが行列を組み本殿に向かいます。
手水や祓い所を経て、本殿で神事が10:00より。


葵祭の祭事と平行して奉納行事は続けられます。
本殿では、祝詞奏上が…
難波野地区の神楽が続いています。
神楽は「扇の舞/四方がかり/剣の舞/乱」など。


参道から溝尻地区の太刀振り・笹囃子が練り込んで来ました。
神門前の盛砂を崩し太刀振りが始まりました。
太刀振りのメインは、太刀を持って前後に跳ぶところです。
太刀振りは年齢順に行います。


大垣地区の大神楽が本殿横の敷地で行われています。


江尻地区のあばれ獅子が神門と本殿前を、幾度も駆け巡ります。
あばれ獅子は、神門を飛び出そうとするとなだめられますが、
行列が始まる前に神門から飛び出します。


本殿での祭事が終わると、鳳輦による神幸行列が11:00に始まります。
行列は鳳輦/神職/神具/大弊(参列者)が続きます。


行列は、籠神社のまわりの道を一周します。
列の前後には、各地区が神楽や太刀振を行いながら移動するので
ゆっくりと進みます。


行列が籠神社に戻って来ました。
鳳輦は本殿に入り神事が12:20に行われます。
参道では、溝尻地区と江尻地区の太刀振り・笹囃子があります。
神門前では神楽が行われます。


2010年におこなわれた「葵祭」の様子です。

〜籠神社〜
丹海バス「神社前」下車。

京都府、4月の歳時記
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