大護摩焚きまつり(柳谷観音/楊谷寺)

2月17日に柳谷観音/楊谷寺で、大護摩焚きまつりが行われます。(大山崎町)
大護摩焚きまつりとは、人形の紙に願いや氏名を書いて、
それを焚き上げをすることで、厄除けと招福を祈願するものです。
焚き上げをする際に、古札や御守など、一緒に焚き上げをします。
楊谷寺は、吉野の大峰山より山伏さんを招いて行います。
柳谷観音の護摩供は2月と8月の2回、行われています。
採灯大護摩の時は、甘酒の無料接待が行われています。



境内で法要が11:00に行われます。続いて、
供養塔でも法要が行われ本堂でも法要を行い、護摩壇の前で法要を行います。


法要が終われば、いよいよ護摩供養の儀式が。
最初に山伏問答が行われます。
山伏さんらは吉野の大峰山より来られています。
山伏問答が終われば、弓矢の儀式です。


弓を東西南北、天と鬼門と放ち、場を清めます。


そして短剣が2種類、儀式が行われた後に点火です。
ここの点火は、あっという間です。
勺に油を入れ、火を点けて松明2本に火を移します。
火は祭壇からのロウソクの火です。


火が点くと煙は風の影響で四方に…
山主さんや僧侶さんが護摩木を投げ入れます。
護摩木がなくなると護摩供の儀式は終了します。


柳谷観音は目に良いと言われる独鈷水があり、
独鈷水を授かりに大きなペットボトルを持って来られています。

17日は行く人が多く、阪急「長岡天神駅」下車、
タクシー乗り場で乗り合いタクシーに乗車できます。
17日だけですが、阪急「大山崎駅」から貸切バスも運行されます。


2008年におこなわれた「大護摩焚きまつり」の様子です。

〜柳谷観音〜
阪急「長岡京市駅」下車、乗り合いタクシーが便利。
※JR「長岡京駅」と阪急「西山天王山駅」からシャトルバスがあります。


京都府、2月の歳時記
inserted by FC2 system