綱曳の儀(祝園神社)

1月11日、祝園神社で綱曳の儀が15:00に行われます。(京都府精華町)

綱曳の儀は、いごもり祭の3日目におこなわれる行事です。
一般的にどちらかが勝つと五穀豊穣や厄除けとかですが、
ここの場合、そう言うのはなく、楽しければそれでいいと、いう感じです。


いごもりとは、籠る祭で、外に声や明かりを出さないようにしていました。
その名残りでしょうか、旧家には、玄関先に吊るすと言う伝統が残っています。
いごもり祭のメインは大松明ですが、
綱引の儀では、大きな青竹3本を左右に真ん中に笹環を。


鳥居の下が中央で3本の青竹を南北で引っ張り合います。
神職さんの合図で3回勝負。
一般的にどちらかが勝つと五穀豊穣や厄除けとかですが、
ここの場合、そう言うのはなく、楽しければそれでいいと、いう感じです。
一応は健康など厄除けみたいな。


勝負が終わると出森まで竹と笹を運びます。


出森でとんどが作られ火がつけられ燃やされます。


2024年におこなわれた「綱曳の儀」の様子です。

~祝園神社~
JR「祝園駅」/近鉄「新祝園駅」下車、徒歩15分。


京都府、1月の歳時記

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