一遍上人祥当忌法要(真光寺)
9月16日に真光寺で一遍上人祥当忌法要が行われます。(兵庫県神戸市)
一遍上人は浄土系「時宗」の開祖で伊予国の道後で生まれました。
遊行をしながら踊り念仏を全国に教えひろめられました。
一遍上人は正応二年、遊行の途中、真光寺観音堂でお亡くなりになられました。
独特の布教方法により、鎌倉時代後期〜室町時代にかけて踊り念仏が流行ました。
国宝の書物などにも数多く描かれています。
最初に本堂にて法話が13:00より行われます。
続いて法要が14:00よりおこなわれ途中、焼香を。
法要が終わると御廟所まで列を作り移動します。
御廟前にて踊り念仏が14:30頃にあります。
太鼓や鉦をならして踊りながら念仏を唱えます。
途中、檀信徒さんらが円になり手を合わせながら独特な踊りをします。
鉦のテンポが早くなると中央で僧侶さんが鉦を叩きながら前後に。
散華も行われたり…
踊り念仏の最後は、御廟所前でお祈りを。
最後に住職さんが墓前に向かって焼香を。続いて檀信徒さん、一般の方が続きます。
すべてが終わると本堂にて、御供養が配られます。
2014年におこなわれた「一遍上人祥当忌法要」の様子です。
〜真光寺〜
JR「兵庫駅」下車、徒歩15分。
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