大祓式・千燈祭(生田神社)

7月15日に生田神社で、大祓式・千燈祭が行われます。(兵庫県神戸市:7月の歳時記)

人は、知らず知らずの間に、罪や穢れを積み重ねています。
大祓式の神事で、これらを祓い清めてしまいます。
境内には、茅の輪が置かれ、大祓式(17:00)道饗祭(17:20)千燈祭(17:40)があります。


最初に神職さん・関係者さん・参列者さんの祓いがあり、
続いて祭壇の前で、2人の神職さんが麻を切り裂き唐櫃に入れます。
巫女さんから配られた人形を祓ってほしい部分にさすり、自分の息を吹きかけます。
※人形は、回収されます。そして祝詞です。
この後、道饗祭が行われます。
道饗祭は、神事だけの行事で参列者は祝詞のたび頭をさげます。

   

最後に千燈祭があります。
千燈祭は、健康長寿を願う神事で御神火を蝋燭台に移す儀式があります。
最初に大きな2本のロウソクに火を灯します。
続いて、神職さんが蝋燭に火を灯します。この後、参列者さんも蝋燭に火を灯していきます。
この時に、年齢の数だけ灯すのですが…現在は、十のくらいと一のくらいの数字をたした数だけ…
   

千燈祭が終わると交通祈願の御守りが入った、はくせんこを頂きます。
境内には、茅の輪が置かれていて、茅の輪くぐりをする人が…
茅の輪をくぐる事によって、病気や事故等の禍を未然に防ぎます。
 

2010年におこなわれた「大祓式・千燈祭」の様子です。

〜生田神社の行き方〜
阪急・阪神・JR「三宮駅」下車、徒歩5分。

兵庫県の歳時記(トップ)


inserted by FC2 system