尉姥祭(高砂神社)

5月21日に高砂神社で尉姥祭が11:00より行われます。(兵庫県高砂市)
尉姥祭は、戦乱の時代に御神体である尉と姥が寛政7年に京都の寺で見つかりました。
5月21日に御遷座奉祝祭が催され、その時に、お面かけ神事が祝いとして行われました。
このお面かけ神事が、今日まで続けられています。


高砂神社の境内には松があります。その根は一つで雌雄の幹が左右に分かれています。
二神が現れ、我は今より神霊をこの木に宿し世に夫婦の道を示さんとのお告げが。
これにより神木霊松と讃えられました。
この二神を尉と姥として、結婚式にはなくてはならないものになりました。
お前、百まで、わしゃ九十九までと唄われた尉と姥は、平和と長寿の主張とされています。


会館から面箱を持って尉姥神社に。お面かけ神事が行われます。最初に祓いや祝詞が。


面箱を神職さんから観世流の方に、そして演者に渡されます。


お面を付けられると神前で舞を演じられます。


例年でしたら能舞台で仕舞や謡の高砂を子供達の合唱するのですが、
能舞台が老朽化のため使えず、中止に。


この後、尉姥祭奉賛会の方の茶が会館でおこなわれます。
会館で、お茶や和菓子をいただきます。


その他、奉賛会の茶会では、茶席や華道の展示などが。※一部だけ。


2013年におこなわれた「尉姥祭」の様子です。

〜高砂神社〜
山陽電鉄「高砂駅」下車。

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