追儺式「鬼こそ」(常勝寺)

2月11日に常勝寺で追儺式「鬼こそ」が13:00に行われます。(兵庫県神戸市)
追儺/鬼追いは、疫病などの厄を祓う為に平安時代から行われていたと言われています。
追儺式、鬼追いは、天下太平・五穀豊穣・招福攘災を祈願します。
鬼こそは、常勝寺が山中にあった頃、山中に化け物がたびたび出没し、それを退治する為、法道仙人が。
法道仙人がこの出来事を後世に伝えるために始めたと伝えられている。
鬼こそは無形文化財ですから、来られている人も多いです。


常勝寺の門には鬼こその垂れ幕が。
階段は長く続いており、途中に鮭汁が無料接待になっていたのでいただきました。


最初は堂内で法要です。途中に転読が。


法要が終わると追儺式です。
追儺式の配役は、法道仙人(鬼の子)松明・矛・太刀・錫杖です。
太鼓や鉦が鳴らされ仙人が先頭で4人の鬼が、
餅切り・火供え・火合わせの所作をしながら堂内を回ります。
堂内でおこなわれる餅切り・火供えは一般には見られません。
火供えは途中から見られます。火合わせの所作は祭壇の前なので見られます。


鬼は4人。全員が大人です。


再びは堂内の回廊をまわります。
4人の鬼が並ぶと松明を投げます。この松明の木や枝は厄除けになると…


最後は堂前で記念撮影です。


多くの人が…この日は、雪が積もったため餅まきはされず、皆さんに配る方法に。
紅白の餅が4つとお菓子。


2019年におこなわれた「追儺式「鬼こそ」」の様子です。

〜常勝寺〜
JR「谷川駅」下車。

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