妙覚寺ワラワラ(妙覚寺)

1月4日に妙覚寺で妙覚寺ワラワラが10:00に行われます。(兵庫県西脇市)
妙覚寺ワラワラは、フジの蔓を叩き五穀豊穣を願います。西脇市指定文化財です。
ワラワラは、妙覚寺の檀家さんがされ、本堂の縁側を叩きます。蔓が裂けるほどいいらしい。


堂内で法要があり般若心経を唱えます。
途中、檀家さんが堂内から出てきて本堂の縁側をフジの蔓で叩きます。
再び堂内に入り法要です。しばらくして再度、縁側で。2回繰り返します。


2度目が終わると堂内にて牛王宝印を額に押していただきます。


檀家さんは牛王宝印の御札が挟んだフジの枝を持って帰られます。
叩かれたフジの蔓


この後、当家さんが本堂を3周し大歳神社に牛王宝印の御札が挟んだフジの枝を収めに。
こちらの当家さんは3名らしいです。4ヶ月交代で努めます。本堂のまわりを3名がまわります。


縁側で叩く音が雷の音に聞こえるので降雨など悪魔払いとも言われている。
以前は小野市でも行われていたそうですが、今や兵庫県では西脇市の妙覚寺だけに。
このような行事、京都にも以前はありました。梅林寺(終了)阿弥陀寺(存続)
京都市の梅林寺「じじばい講」   宇治田原町の阿弥陀寺の「縁たたき」


妙覚寺の本尊は60年に一度、御開帳されるそうです。

2019年におこなわれた「妙覚寺ワラワラ」の様子です。

〜妙覚寺〜
バス「市原駅記念館」下車。

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