鍾馗祭(若宮八幡宮)

11月上旬の土か日曜日に若宮八幡宮で鍾馗祭が13:00に行われます。(京都市)
鍾馗祭は、まだまだ新しい行事…イベント…です。主催は京都造形芸術大学さん、まか通の人達です。

中国唐朝の玄宗皇帝が病に伏していました。皇帝の夢の中で苦しめていたのが疫神です。
鐘馗大神が宝剣を持って疫神を退治します。鐘馗は家の守り神として屋根や壁などに置かれています。
これを置くことで災いから家を守っていただきます。※鍾馗は病や勉強の神様とも言われています。
地方により、鍾馗に自身の悪い箇所を藁束に移し、
鍾馗像に入れる事で病を身代わりにしてもらう風習もあるそうです。


若宮八幡宮の境内には鐘馗神社があり神事がおこなわれます。神事が終わると本殿前で鐘馗舞が。
※2014年から京都造形芸術大学の学生さんが演じます。
鐘馗大神が宝剣を持って疫神を退治します。疫神は鬼としています。創作神楽です。
鐘馗大神が退治した後に、青面の勉強の神、赤面の病の神と共に…

休憩を挟み若宮八幡宮の周囲の鍾馗さんを巡る巡行があります。
鍾馗像がある家の前で巡行舞を。鍾馗神が剣を振り厄を祓います。
※許可を取った家のみなので、すべての家の前ではありません。
巡行舞です。


周辺をまわります。


神社に戻ってくると、本殿前で鬼も加わって記念撮影が。
少しサービスで愛嬌を。この鍾馗神や鬼役の人達、実は女子なんです。


2015年におこなわれた「鍾馗祭」の様子です。

〜若宮八幡宮〜
市バス「五條坂」下車、徒歩5分。

11月の歳時記
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