御茶壷奉献祭(北野天満宮)

11月26日に北野天満宮で、御茶壺奉献祭が行われます。(京都市)
御茶壷奉献祭(口切式)は、
天正15年10月1日豊臣秀吉公が北野天満宮の御前にて茶を自ら点てたのが始まりとされています。
その後、千利休によって北野大茶湯を催し、12月1日に献茶祭が行われることとなりました。
その献茶祭に使われる茶葉が、茶壺に入れ北野天満宮に奉献されます。



行列は、一の鳥居を最後尾として10:45頃に神職さんが道を祓いながら本殿に向かいます。
茶娘姿の女子と白装束姿の男子が運びます。
使われる茶は、木幡/宇治/菟道/伏見桃山/小倉/八幡/京都/山城の茶葉です。
それぞれの茶葉は茶壺に入れられ唐櫃に納められています。


本殿に入れられた唐櫃から、茶壺を取り出し、最初に茶壺などが祓われた後に、
神前で古式に乗っ取り、茶壷の口切式が11:00より行われます。
神前で茶壺の封を切り、それぞれの茶葉を取り出し、神前に奉献されます。
各、茶葉は12月1日の献茶祭にて使われます。


2008年におこなわれた「御茶壺奉献祭」の様子です。

〜北野天満宮〜
市バス「北野天満宮」下車。/嵐電「北野白梅町駅」下車、徒歩10分。

11月の歳時記
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