清正公大祭、人形供養(本圀寺)

11月中旬〜下旬の日に本圀寺で清正公大祭が13:00に行われます。(京都市)
清正公大祭の後、人形供養がおこなわれます。
本圀寺では人形供養が2月・6月・11月と行われています。それぞれの月により若干ですが名称は変わります。
大きくなっていらなくなった人形やぬいぐるみ。どこかでもらって捨てるに捨てられない人形やぬいぐるみ。
長い間、愛用していた人形やぬいぐるみ。それらを収め、供養していただきます。
11月は火焚祭も兼ねています。



境内には人形塚があり多くの人形が置かれています。
人形塚の後ろを見ると平成21年と書かれているので、歳時記そのものは、まだ数年といったところ。
回廊を渡り、本師堂で祈祷をされた後で本堂に移動して法要が行われます。
この法要は、信者さんをはじめ、一般の参拝者さんも参加できます。
本圀寺は日蓮宗の寺です。法要が終わると、参加者さんには11月なので御火焚饅頭がいただけます。


法要が終わると境内で人形供養が行われます。火床や置かれている人形を清めと祈願をされます。


次に火床に護摩木を入れ、祭壇からの火で火床に点火します。
火床には燃えやすいように油が多少まかれています。


火がつくと、塩や酒を火床に入れて清めます。
人形塚に置かれている人形も同様にされます。


火床の前で妙法蓮華経(法華経)を唱えます。それと同時に、人形などを火床に入れ供養をします。


最後に、祭文を読み火床での祈願法要は終わります。
参列者さんは、この後、堂内でも法要が


本堂の法要が行われる前、12:00頃に「おとき」が無料接待されます。

2012年におこなわれた「人形供養」の様子です。

本圀寺
地下鉄「御陵駅」下車、徒歩10分。

11月の歳時記
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