まねき上げ(南座)

11月25日頃に、南座前でまねき上げが9:00より行われます。(京都市)
冬の風物詩として有名になった、まねき上げを撮りに毎年、各TV局のカメラが来られます。
まねき上げは、冬の南座「顔見世興行」公演の前に行われる行事です。
出演する歌舞伎役者の名を書いた、ヒノキ看板を上に掲げます。
※25日が日曜日の場合は、翌日の月曜日になります。



まねき上げの行事用に2枚だけ、当日に上げられます。
57枚の看板(年度により枚数は違います)が掛けられますが、2枚以外は、前日の夜に上がります。
※行事用の2枚も試験的に、前日の夜に上がります。2枚の看板は、右横に取り付けられました。


南座前で、塩まきの儀が行われ、関係者さん・一般見物人さんも含めて塩を南座正面に投げます。


塩まきの儀式が終わると、手締めを行い、
関係者さんの記念撮影が行われて終了します。


まねき上げの時は、各テレビ局が撮影に来るために多いです。
早目に場所取りが行われます。

塩まきの儀式は大変です。知らない人の為に…
塩を関係者さんや一般の方も含めて、全員が南座の正面に撒き、清めます。
前や真ん中にいると、塩が、いろいろなところから降り注ぎますから。
特に、髪の長い女性は大変だと思います。


2007年におこなわれた「まねき上げ」の様子です。

〜南座〜
市バス「四条京阪前」下車。/京阪「祇園四条駅」下車。

11月の歳時記
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