筆供養(正覚庵)
11月23日に筆供養が、正覚庵の境内で行われます。(京都市)
正覚庵には、筆の寺として知られ、使い古した筆の感謝するために、
筆塚の前で会社・個人など、家庭より奉納された筆・鉛筆等を護摩壇に投げ入れます。
護摩壇の煙を浴びると、字が上達すると言われています。
筆供養が始まる前に稚児・山伏のお練り行列が正覚庵を13:00に出発します。
稚児・山伏のお練り行列が戻ってくると境内で始まります。
筆塚の横には、たくさんの筆や鉛筆が置かれています。本堂で筆供養の法要が行われます。
稚児と山伏のお練り行列が戻ってきました。筆神輿が本堂に入れられます。
筆供養の儀式が境内で14:00に行われ、刀・弓・オノなど儀式が行われます。
松明に火が移されます。
松明を左右に交差させ、祭文をのべられた後に、護摩壇に火をつけます。
火がつくと、筆・鉛筆などを入れます。続いて、護摩木を投げ入れます。
1時間前に場所取りが始まります。稚児と山伏のお練り行列は、予定時間より早く出発します。
2006年におこなわれた「筆供養」の様子です。
〜正覚庵〜
市バス 「東福寺」下車、徒歩15分。/JR・京阪 「東福寺駅」下車、徒歩15分。
11月の歳時記