烏枢沙摩明王法要(大龍寺)

10月上旬の日曜日に大龍寺で烏枢沙摩明王法要(秋)が11:00より行われます。(京都市9
烏枢沙摩(うすさま)明王は、天台宗五大明王の一つです。うすまさは、便所の仏様として知られています。
不浄を除く仏様で、トイレに祀られる為、下の世話にならないと言う信仰ができました。
便所の仏様が祀られている寺って珍しいと思います。


法要が始まる前にドラが鳴らされ、烏枢沙摩堂にて祈願法要が行われ法要に参加された方は、お札がいただけます。
法要の途中で山伏さん一行が法螺貝を鳴らしながら烏枢沙摩堂前に来られます。
烏枢沙摩堂前で山伏さんが整列して外で祈願が行われます。山伏さんは聖護院から来られています。


山伏さんの祈願が終わると、祭場に移動。大護摩供が始まります。問答から順々に儀式が行われていきます。


儀式の途中で、松明に火を点火するのに烏枢沙摩堂に松明を持って移動します。
堂内に灯されたロウソクの火から松明に点火します。
松明を持って祭場に戻り、護摩壇の前で儀式の続きが。祭文を読み上げた後に護摩壇に点火します。


護摩壇に火がつくとモクモクと煙が充満。護摩木を山伏さんが投げ入ります。
住職さん達も烏枢沙摩堂で祈願法要が終わって、護摩木を投げ入ります。


烏枢沙摩明王法要では、
蕎麦やお茶/和菓子が無料接待されています。


2010年におこなわれた「烏枢沙摩明王法要(秋)」の様子です。

〜大龍寺〜
市バス「高雄病院前」下車、徒歩1分。

10月の歳時記
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