炬火祭(三栖神社)

10月上旬の日曜日に竹田街道で炬火祭が行われます。(京都市)
天武天皇が大津へ行幸の最中に、
三栖村を通られたときに村人が松明を持って暗闇を照らしたのが始まりと言われています。
炬火祭は、20:00より30分程の行事で中書島〜京橋まで竹田街道を無言で通ります。


炬火は、直系1.5〜2Mで、長さが5M以上もあります。ヨシで作られています。
三栖村はヨシなどを扱う店が多かったと言われています。
準備が始まりました。炬火のヨシに水をかけて勢い良く燃えないようにしています。
炬火祭の先頭は、高張り提灯の集団です。


炬火に担ぐ木が取り付けられ、炬火が倒され、お面が先頭に付けられます。


炬火は足早に京橋に向かって行きます。2本の松明が、炬火の後ろから近づいてきます。
松明が炬火に火を点けました。近くにいるだけで顔が熱いです。
炬火に水をかけていますが、それでも火の勢いは衰えません。
燃えかすが後ろ・横と頭上から降ってきます。
炬火は大きく炎を上げ進んでいきます。時たま「ボン、バチ」などの音を鳴らしています。


京橋の最終地点では、炬火が大きく3回転ほどしています。炎は勢い良く高く燃え続けています。


そろそろ炬火も終わりです。炬火が立たされます。中書島から15分経過しました。
水が、かけられました。あれだけ勢い良く燃えているので消火するまで15分ほどかかりました。


消化後に、燃えたヨシを持ち帰ると、火事にならないと言われており、
燃えかすを沢山の人が持ち帰っています。


この行事は、中書島〜(竹田街道)京橋まで15分。消火に15分。30分間です・・・

2006年におこなわれた「炬火祭」の様子です。

〜中書島〜
京阪「中書島駅」下車。

10月の歳時記
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