放生会(毘沙門堂)

10月中旬ごろ毘沙門堂で放生会が11:00より行われます。(京都市)
放生会とは…日頃から生きていくために、動物や植物の命を殺生して生活をしています。
毘沙門堂では鯉を放流し、命の尊さ・大切さを考え、生かされていることに感謝をします。


放生会に参加するには前もって往復ハガキで賛否をしてから来られています。
入口も拝観口とは異なります。放生池が見える室内で祈願法要が。
室内でおこなわれる為、撮影は禁止です。
途中、焼香を全員がします。住職さんが清水を庭園に向け清めます。
祈願法要が終わると祭壇に置かれていた金魚が入った桶を池に放ちます。
住職さんら僧侶さんが回廊から放生池に向かって祈願され参列者さんも同様に手を合わせます。


放生会の法要が終わると、住職さんの挨拶が。
放生池に放した金魚もサギが来て食べられてしまうって言われてました。
毎日を感謝して生きものすべてを大事にして…と。
祭事が終わると、場所を変えてお食事がいただけます。

毘沙門堂は秋に夜間拝観(ライトアップ)が行われます。


放生会が行われる場所は、拝観コースで来られる場所なので、
普通に拝観しても放生会は見られます。そして放生するところも撮影可能です。
一般でも別口の放生会入口から入場する事は可能です。
こちらは、そうして参加しました。拝観料もなしで食事も。

2014年におこなわれた「放生会」の様子です。

〜毘沙門堂〜
JR「山科駅」下車、徒歩15分。


10月の歳時記
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