古本供養(知恩寺)

10月下旬〜11月上旬(数日間)に、知恩寺で古本供養が行われます。(京都市)
古本供養は、古本まつりの初日に行われる法要です。期間は数日間あります。
古本供養とは、読まれずに本棚や段ボールに入れられたままの本。
役目を終えた本などに対して、感謝をする法要です。

供養した本を燃やすのではなく、供養を済ませた本を、出品して、
誰かに読んでもらえれば供養になるとされています。

春に、みやこめっせ「春の古書大即売会」。夏に、糺の森「納涼古本まつり」。
秋に、「秋の古本まつり」。京の三大、古本まつりと言われています。



古本供養が9:00頃に行われます。法要の後には、数珠回しが行われます。
数珠回しでは、古書研究会の人達と、園児さんが参加して行われます。もちろん、一般の人も参加できます。
数珠回しは、右に右に、数珠を送ります。
途中、大きな珠(赤い房が付いています)が来ると、顔の正面に珠を上げ、願をします。



法要が終わると、古本まつりが始まります。待ちわびてた人が、ぞくぞくと。
京都大学の近くですから、京大生が多く、古書や掘り出し本を、買い求める人が・・・


数珠回しに参加すると、古本まつりの期間中に使えるクーポン券(200円分)がいただけます。

2008年におこなわれた「古本供養」の様子です。

知恩寺
市バス「百万遍」下車。

10月の歳時記
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